テレビは「家電リサイクル法」の対象品目
テレビは、エアコンや冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機や乾燥機と並んで、家電リサイクル法で処分方法が定められている4品目のひとつです。ブラウン管・液晶・プラズマ・有機ELのいずれの方式でも対象となり、自治体の粗大ゴミ回収に出すことはできません。買い替えや引っ越しで不要になった際は、指定引取場所へ持ち込むか、家電量販店や買取・回収業者を通じてリサイクルに出す必要があります。「粗大ゴミで出せると思っていたら回収を断られた」というトラブルは今も多く、事前に処分方法を確認しておくことが大切です。
リサイクル料金は画面サイズと方式で変わる
テレビのリサイクル料金は、ブラウン管か液晶・プラズマかによって異なり、さらに画面サイズ(16型以下か、それより大きいか)でも金額が分かれます。一般的には液晶・プラズマの方がブラウン管よりリサイクル料金がやや高めに設定されていることが多く、加えて収集運搬料金が別途かかります。正確な金額はメーカーごとに定められているため、処分前にリサイクル料金一覧で型番やメーカーを確認しておくと、当日の見積もりで慌てずに済みます。
処分の依頼先と流れ
- 買い替え時は家電量販店へ:新しいテレビを購入する店舗に古いテレビの引き取りを依頼するのが最も一般的な方法で、リサイクル料金と収集運搬料金をまとめて支払える
- 買い替えを伴わない場合は指定引取場所へ:郵便局でリサイクル券を購入し、自分で指定引取場所に持ち込むか、許可を持つ収集運搬業者に依頼する
- 不用品回収業者に依頼:他の不用品とまとめて回収してもらえる場合が多く、日程の融通が利きやすい
まだ映る・比較的新しいテレビは買取に出せることも
製造から年数が浅く、大画面・有機ELなど人気の高いモデルであれば、リサイクルではなく買取の対象になる場合があります。画面割れや映像の乱れがなく、リモコンが揃っていると査定額がつきやすくなります。まず買取査定に出し、買取不可と判断された場合のみリサイクルに回すという流れにすると、処分費用がかからずに済む可能性があります。
ブラウン管テレビの処分で気をつけたいこと
古いブラウン管テレビは重量があり、内部にガラス管を使っているため、運搬中の破損に注意が必要です。自分で運ぼうとして腰を痛めたり、階段の運搬中に落下させたりする事故も報告されているため、無理をせず業者に運び出しまで依頼するのが安全です。ブラウン管テレビは買取の対象になりにくいため、多くの場合はリサイクルルートでの処分になります。
引っ越し・買い替え時に慌てないための流れ
引っ越しでテレビを持って行かない場合や、買い替えで型落ちの機種が不要になる場合は、退去日や新しいテレビの設置日から逆算して依頼のスケジュールを組んでおくと安心です。壁掛け設置している場合は取り外し作業も必要になるため、依頼時に伝えておきましょう。賃貸物件のアンテナ配線や壁掛け金具の扱いについても、退去前に管理会社へ確認しておくと原状回復トラブルを避けられます。
まとめ
テレビは家電リサイクル法の対象品目であり、粗大ゴミとして出すことはできません。リサイクル料金は方式や画面サイズによって異なるため、処分前に確認しておくと安心です。まだ使える機種であれば買取も検討し、リサイクルと買取のどちらが得かを見極めることが、無駄のない処分につながります。